『豆腐』のニーズ調査に協力してきました！

今日、知人からの依頼で地場産大豆を使った豆腐のマーケティング調査・・というものに協力してきました。

地場産大豆を使って作った『豆腐』の販売が伸びない・・・って事で、消費者に受け入れられる新しい商品を考えたいんだって。
県の農業関係の職員さんと、私達消費者代表6人。グループインタビューという形式で行なわれました。

まず、自己紹介から。家族構成や生活スタイル、健康状態から始まって普段買っている豆腐について、豆腐を買う時の決め手、食べ方、今の豆腐への不満等、地場産豆腐を試食しての評価・・・となんだかんだの2時間。
結構豆腐にこだわっている人の多さにびっくり。私は安けりゃいいんだけどなぁ・・・。っていうか、『豆腐』調査のために公募してきた人だもん。こだわっていてあたりまえか・・・人数合わせに借り出された私とじゃ感覚が違うわい・・・・

それでも、あ〜でもない。こ〜でもない。と意見を述べたわよ。参加者の中に一人、とってもリーダー的な人がいて全体に話しやすい雰囲気だったし。
その人に言わせると、その豆腐は中途半端。値段はそこそこ、味もそこそこまずい。もっと高くてもおいしい豆腐を作るべきだ。と力説！確かにこの前自分で作った豆腐はおいしかった・・この豆腐とは一味違ったなぁ。
普段は安けりゃいいだけの豆腐で良いけど、やっこで食べる時はおいしい豆腐のほうが良い。　　ってのが私らの結論。

そしたら、その会社の社長さんが現れてご挨拶されたんだけど「耳の痛い貴重な話」を喜んでくれたあんたはすごい人だ！
自分の会社の製品をボロクソに言われて怒んないんだもん。
まあね、そのためのマーケティングなんだろうからさ。

でね、豆腐ミニ知識を教えてもらったんだ。
豆腐用の豆として、北陸地方は「エンレイ大豆」という豆を作ってる農家がほとんど（県の推奨らしい）なんだって。だから地場産にこだわると、この豆の特徴をもった豆腐しか出来ない。他の豆とブレンドするとまた一味違った味の豆腐になるんだけど、地場産大豆を消費する事が目的の豆腐なんでそれは難しいみたい。
あと、にがりにも種類があって、安い豆腐にはにがりではなく「すまし粉」を使うんだとか・・・「にがり」は塩化マグネシウム、「すまし粉」は乳酸カルシウム（・・・だったかな？）なんで、味が全然違ってくるらしい。やっぱ高い豆腐食べなきゃ駄目かねぇ。

あと、豆腐が一番おいしい温度は約18度前後。冷やしすぎないで室温くらいの豆腐を食べるのがベストなんだって。
初めて知りましたわぁ。これからはそのようにして食べたいと思います。
貴重な経験させてもらいました。けっこうおもしろかったよ。

お土産もたくさんいただいて・・・
お豆腐3丁（絹・木綿・おぼろ）、がんもどき、生揚げ、味噌に味噌漬け・・・・今日いただきました。おいしかったよん！（げんきんなヤツですいません・・・）