わが心の子守唄

2006年11月23日 音楽
という講演会(?)を聞きに行ってきました。地方新聞の愛読者フェアなんですけどね。
2部構成になっていて、1部では、新聞紙面改造の話やら、取材現場からみえてくるもの…などを、対談形式でのお話があって、2部が『わが心の子守唄』という講演?と言うかなんと言うか・・があったんですよ。

日本子守唄協会というものがあるそうで、そこの代表の西舘さんという方がお話をされておりましたが、話し方がとても柔らかくてほんわか〜って感じの方でした。

『ねんねんころりよ、おころりよ…』
ねんねん…とは、お念仏のことなんだそうですよ。土地によっていろんな子守唄があるのは知っていましたが、彼女は『子守唄は、母親の数だけあるもの』と言います。母親の創作の歌でいいんだそうです。なるほど・・と思った次第ですね。

それにしても、子守唄っていうのはなんでこんなに暗い感じの歌が多いんだろう・・。って思った時に、ふっと浮かんだのが、先に紹介した音楽療法士、高本さんの本。その本の中で『子どもには短調の歌が必要。なにかもの悲しくてやさしい短調の曲が、不安を抱えた子どもの心にスッと入る』と書いてられます。子守唄を『子どもの心にしみ入るような一生の宝物』とおっしゃっています。

あぁ、なるほどなぁ〜。と得心したわけですね。子守唄は1つの音楽療法なんだ。子どもにとっても、歌ってる母親にとっても・・・。

最後に、会場みんなで歌った『揺籃のうた』は感動ものでした。

私…子どもたちに宝物伝えられたかなぁ・・。

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