友達について、命について・・・さだコン行ってきました。

今日は雪でした。予報どおり・・・。なんでこんな時に限って天気予報あたるんだろね。
でも、今日はさださんのコンサートですっ。雪の中、予定より少し早めに家を出ました。だって不安だよ〜。雪道の事故や、交通規制とかで到着が大きく遅れることだって考えられるんだもの。所々吹雪いてるし、自分の運転じゃ怖くてムリ。旦那っち、ありがとね。

さて、開場の1時間前に新潟県民会館に到着しました。・・・・・がっ、ホントに今日コンサートがあるのか？？？という位の人間数。さださんの時はいつもこうなので別段驚きませんが、TOKIくんたちのファンとは全然気合が違いますね〜^^;。
5時25分、開場5分前に係の方が、「4列に並んでくださーい」と声をかけやっと列が出来始めます。ようやく人が集まりだしました。（でも、並ばずに列が途切れるのを座って待ってる人が結構多いんだな。）私らは、わりと早々に並んで会場へと入ります。
そんで、グッズやCD売り場を覗いて・・・ブックカバーとクッキーを買いました。

席について開演を待つんですけど、周りはまだ空席だらけ。それが開演時間ぎりぎりでほぼいっぱいになるんですよ。焦らない方々が多くって・・・困ったもんだ！

前にも書いたけど、今日私らが座った席。去年のTOKIくんの時の席とまったく同じという偶然。あ〜、あすこに達ちゃんが・・・・とちょっぴり感傷にふけってみたり・・。;^_^A

さてっ、定刻どおりの6時開演でございます。
曲順書いてます。知りたくない方は見ないでね・・・・・・・・・でも、MC内容はほとんど書いてません。だって、彼はMCだけのCDを何枚も出すほどMCで儲けてらっしゃるから・・・・営業妨害になったらこまるもん・・・・・。
な〜んてのは建前で・・・・長すぎるMC（実際約3時間のコンサートのうち3分の1位はMCなんだもん）の内容をきちんと覚えられなかったのです。


緞帳があがると、割れんばかりの拍手。舞台の上にはサクラと思われる木が1本。シンプルだけど、とてもセンスの良い舞台配置です。

?桜人　〜終章　しづ心なく〜　
?桜桃
?絵はがき坂　

MC　3曲終わって、ご挨拶です。
遅れて来たお客さんをお約束どおりイジリたおします。
そういえば、今回私の見てた範囲で席のトラブルが2件あった。どちらも「自分の席に人が座っている」と係員に訴えていたようだけど、要は県民会館の座席1列目というのは、実質4列目だと知らなかったことで起きたトラブルのようでしたね。1列目の前に、P1列〜P3列があるのですよ。知らなかったとは言え、遅れて入ってきた1組がそれでもめちゃってて…。MCがちょっと中断・・・。まぁ、いいネタにされてましたけどね。

?惜春
?驛舎　　　　　　　　　　　　

MC　沼袋という所にある明治寺（百観音寺）の亡くなった和尚様とその奥様のお話
この話から次の唄に繋がっていきます。

?献灯会　　　　　　　
?さよなら橋　

MC　メンバー紹介。1人、1人がすばらしいミュージシャンの集まりですね。最高のメンバーたちです。適度に面白いし・・・・
で、話はひまわりみたいだった友人の奥様の精霊流しへと…。「妻に先立たれた男はつらい。主婦のみなさん、元気でね！」とメッセージ。ありがとう(^。^)
「生きてゆくのも、死に行くのも悲しい。だけど、生きている人は悲しんでばかりでなく、亡くなった人の思いを背中に背負って、ずっとずっと前に進んで行かなくてはならない。」心にズンとくる言葉でした。
また、「どんなに親しくても、絶対にこれ以上踏み込んではいけない一線がある。それをわかってくれている友人こそ真の友人」であるとの言葉にも、心が熱くなった。
この話の流れで、次の曲へ・・・

?向日葵の影　　

ここで、10分間の休憩です。自分もお客様も年を取ったから・・・と昨年より休憩を挟むようになりました。さださんも54歳？　お疲れ様です・・・。^^;
きっちり10分後、緞帳があがりました。さっきの木が無くなってさらにシンプルな舞台になっています。

?Birthday
?案山子

MC　友人であるつるべさんとのコト。「つるべは昔、『あのねのね』の一員だった」「目が点という言葉は、さだの友人だった福田氏が作った言葉。それをつるべが広めた」など、客席からの　へぇ〜　を楽しんでいた様子。
どのタイミングで言ったのか思い出せないケド「思い出は良くも悪くも変えられる」って言ってました。要は気の持ちようってコトでしょうか。悪いほうに考えたって進歩しないものね。ポジティプに考えなくては、心が病んでしまいます。

?道化師のソネット　　　　　　
?たいせつなひと　　　　　

MC　今、『美しい』という言葉が流行りのよう。だけど、元々美しかったこの国の輪郭がボケてきたから、美しかった頃に戻さなくては・・・と今思い始めているようだ。
一番のあおりをくらったのが今の子どもたち。どう守っていくか、みんなで考えていこう。
自分が出来ることは、自分の手の届くところだけじゃない。人の背中を押して、何かをさせてあげるコトだって、自分にできることだと思う。そんな風に誰かにバトンを渡していけばいずれ大きな輪になる。
60年かけて壊したものは、100年かけて治してゆけばいい。まだ間に合います・・。

?鉢植えの子供　　　　　　　　
?愛の音　　　　　　　　　　　
?晩鐘

MC　このツアーのテーマは『友達について、命について』
今日は言わなかったけど、何かに時に「美しい日本の面影…というアルバムタイトルですが、面影という言葉には『記憶によって心に思い浮かべる顔や姿。実際には存在しないのに見えるように思えるもの。まぼろし。幻影。』という意味があるのです。本当に日本が無くしたくない美しいものが『面影』になってしまわないように・・・」と言っていたと聞きました。大切にしなくてはいけないもの・・・友人、命。家族は言わずもがな・・・。
それらを守ることが、日本をそして世界をも守ることになるんだと思うよ。みんなで守って行こうね。大切にしていこうね。
心が熱くなったよ・・・・

?聖夜　
?遙かなるクリスマス　　　　　　　　　　　

緞帳がおりますが、拍手なりやまず・・・誰も叫ぶ人はいないんですけど、大きな拍手に答えるように再度緞帳があがります。
こんどは、3本のサクラの木。そして前幕と後幕にもサクラです。はなやか〜な感じでアンコールが始まります。

?飛梅

緞帳が下り、また拍手の渦。ほどなく幕が上がります。
MC　「春夏秋冬と歌ってきて、冬で終わるのもどうか」と…と春のうたで締めくくりました。

?サクラサク　

再度の拍手にも緞帳は上がらず、終焉です。終了時間8時55分。
いつもよりちょっと短い感じかな・・・って3時間でかよっ？？？ってトコですかね。
良かったですよ。心が熱くなりました。自分の大切な人が次々うかんでね〜、あったかい幸せな気分になれるんです。さださん、ステキなコンサートありがとう。感謝！！

そだな〜、「案山子」と「晩鐘」を聞けたのが最高に嬉しかったよ。涙でたよ…。


余韻を引きずったまま、近くのラーメン屋さんで遅い夕飯を食べていると、中学の同級生から電話。一瞬耳を疑ったけど・・・・それは同級生の急死を知らせる電話。まだ若いのに・・・まだ子どもがちいさいのに・・・・。
さださんの言葉を思い出して、泣きそうになった。
無念の思いで亡くなったであろう彼の思いを奥さんと子ども達は背負って行くんだな・・・・。
お葬式に出るほど親しくは無かったけど・・・せめて心からご冥福をお祈りします。

吹雪の中、高速を走って家にたどり着いたのが11時。母と息子っちの顔をみてなんかちょっとホッとしたのでした。

健康には留意して・・・元気でがんばろうね。みんな・・・


P．S　さくらんぼさん！
さだコン、楽しかったですね〜。ただ、遅れてくる人が多いのが気になりました。イジられたくてわざと遅れてくるのかなぁ…。困ったもんですね〜。