春の風物詩…だけどっ
えーと、この魚。魚へんに少ないと書いて『いさざ(漢字で書こうとしたら出てこなかった)』と申します。

春になると海岸で取れるんです。
で、この魚を取る漁が、わが町の春の風物詩と言われておるのです。海岸線に住んでる方は、この魚を見ると春が来たな〜ってコトのようです。
でも、字の如し。そんなに数は取れないので、一般市民はあんまり食べません。私も食べた経験がほとんどありませんでした。

実は、昨日、観光交流人口拡大委員会の慰労会があったのですが、テーブルにいたんですよ・・・この子たち。
こんなに大量に見たのは初めてです。
やはり地物では無いそうです。そりゃね〜、まだ雪降ってるもん。春の魚はまだ来ないよ・・・

でも、珍しいからって出してくださったようです。
活きたまま酢醤油につけて噛まずに飲み込むのが正式だそうですが・・・・・

食えねぇ〜よぉ。ビチビチ跳ねてて…無理っすよぉ。
酢醤油の中でもゲンキに泳ぎまわってるし・・・
隣の席でも、『うぉ〜、口の中で泳いでるー』って叫んでました。『胃壁をつつかれてるようだ』とも言ってました。

残酷な食べ方だよね・・・。湯がいてシラスになってればいくらでも食べれるのになぁ・・。
どっちにしても、命をいただくんだから同じ事なんですけど…それはわかってるんですけど・・・。目の前で消えていく命は、やっぱヤダなぁ。たとえどんな生物のでも・・・・・。(とか言っても殺虫剤は振り回してるけどね)

結局、酢醤油の中でぐったりとなったのを3匹だけ食べてみました。味は・・・・酢醤油っすね!
もういいや・・・。すんまへん・・・。

でも、珍しい初物を頂きました。
東に向かって笑わなきゃ…3年長生きさせてもらえます。
(初物食べる時、そう言いません?この辺だけかなぁ・・・。えっ?家だけ???)

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