ようやく咲いたかな。
ようやく開花宣言のようですよ。
職場の近くにある公園のはじっこに開花確認用の標本木が、白い花を咲かせていました。

仕事でつけてるブログには、毎日の桜の様子をUPしてるんですけど、こちらには標本木ではなく、一番近くの桜の様子を載せてます。が、こちらはまだ咲きません。
でも、時間の問題ですね。今日みたいにあったかかったら、明日には開くかもしれません。
楽しみですね〜。

しかし、毎年この季節になると傍若無人な花見客が悩みの種!
無法駐車、ゴミ放置、大声での宴会にケンカ・・。自分勝手で横暴な人間の集団。まったく困ったものです。
花はキレイなのになぁ。人間って醜いなぁ・・・。

日本人は、本当に桜が好きですね。
桜っていうと、『世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどかからまじ』という歌がうかんできます。たしか、去年も書いたような気がしますケドね。

たしか、この歌は平安時代の観桜会か何かで、他の人が『桜はキレイだ。すばらしい』とか読んだ歌に対し、在原業平が『桜なんか無ければ、のどかな心で春を過ごせるんだろうなぁ』などと、なんかひねくれた物の見方をしてるんだけど、でも実は桜があってよかったなぁ〜って言ってる歌なワケですよね。

こっちの歌だけが今もメジャーで残ってるって事は、みんながこっちの歌に共感したって事でしょ。ん〜日本人ってやっぱみんな素直じゃないんだなぁ。(もちろん自分も含めて…です。はい)

桜だけに限らず、いつか無くしてしまう事を恐れるあまり、最初から無い方が良いんだ・・・と思ってしまう事ありませんか?

『挫けるのを恐れて踊らないこころ』『奪われるのが嫌さに与えないこころ』『死ぬのを恐れて生きる事が出来ない』・・・これはジブリの映画「おもひでぽろぽろ」の挿入歌『愛は花、君はその種子』の歌詞の一節ですが・・・共感しきりなんですよ。

桜なんか、咲いたー、きれいだな〜って単純に思えば良いだけだしさー、マイナスの事ばっか考えてないでメゲずに前向きに生きて行こうよー。
別の自分がそう言ってるのもわかってるんですけどね・・・。

 
だけど、桜の花を見ながら、ここまで考えてしまう私って・・・すげーネクラでヒネクレ者なんだなぁ・・・。って、あ〜ぁ。私、今鬱期に突入中のようです。

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