たらい舟でどんぶらこ！

佐渡の小木港から、ここ柏崎港を目指して3台のたらい舟を漕ぎ出したそうです。

手漕ぎのたらいで出来た舟（って言うか大きな楕円形のたらいそのものですな。あれは…）に乗って、一昼夜漕いで明日の朝、こっちの港に着くんだそうですよ。
モーターのついた舟でも数時間かかるのに、手漕ぎで…それもたらい！　なーに考えてるんだか・・・

佐渡情話のお光吾作のものがたりを知ってますか。
昔、柏崎の漁師の吾作さんが、嵐で小木の港に流れ着き、そこのお光さんといい仲になっちゃったんだけど、吾作さんは柏崎に妻子がいて、柏崎に戻っていっちゃったのね。
諦められないお光さんは、夜になると柏崎を目指してたらい舟を漕ぎ出し、数分の逢瀬を楽しんで朝には小木に戻るという生活を続けていたんだけど、ある日、お光さんの執念とも言えるような思いが怖くなった吾作さん。お光さんの目印になっていた柏崎番神堂の常夜灯の灯りを消してしまえば諦めて来なくなるだろうと思い、ある夜灯りを消してしまったのね。ところがすでに海の上にいたお光さん、真っ暗な海の上で行き先がわからなくなって遭難して死んでしまった・・・・

と、まぁ。改めて書くとなんとも救いの無い話ですなー。

でね、この話をネタとして、小木からお光さんに扮した3人の女性が今ごろえっちらおっちらたらいを漕いでいるんですね。
今の時代の吾作さんたちは、明日の朝、花束持って出迎えるんだそうです。

小木と柏崎は姉妹都市なんだそうで・・・
でも、あの話からじゃ、憎まれこそすれ仲良くなんか出来ないんじゃないかと思ってしまいますが・・・ね。
いかがなもんでしょう・・・。

明日、港に出来た「交流センター」とやらのオープニングセレモニーがあるそうで、その記念イベントの一つなんだそうですが。

天気もどうやら持ちそうだし・・・。イベントが成功すると良いですね〜。
しっかし、ようやるわなぁ。感心するわ・・・・。



そうそう、先日100万円のひったくり事件があったんですよ。90歳のおじいちゃんが、銀行から出てきたところをひったくられたそうなんですが、昨日犯人が捕まったんですけどねー。

で、犯人・・・・。
わが地域の人間でしたよ…。面識は無いし、まったく知らない人だからいいけどさ。しかし、この地域にそんな人が住んでいたんだと思ったら怖くなりました。
お金は盗った時のまま犯人の家のなかにあったそうですが、それがまだ救いですね。


うーん。書くネタを思いつかなかったので、本日夕刊からニュースを拝借しちゃいました。

しっかし…、なんだかなぁ・・・・・。