一ヶ月が経ちました

おばぁちゃんが旅立ってから1ヶ月になりました。今日は、お寺さまに来ていただいてお経をあげていただきました。
早いものですね。アッという間の一ヶ月でした。

なんかね、今でも病院に行けば会えるような気がしてあまり寂しさを感じない部分があります。母も言ってました。「昨日まで一緒に生活してたんだったらもっと寂しく感じるんだろうね」って。
きっと、おばぁちゃんに気を使われちゃったんでしょうね。

倒れる前日まで、普通に生活してて・・・・。
倒れてから、最初の3ヶ月は毎日付き添いやお見舞いに通って、転院してからの3ヶ月は週に1，2回のお見舞いだけになってしまって・・・。
私らに心の準備をする時間をくれたんだと思います。そして、祖父も旅立った10月に「そろそろいいかい？」という感じで旅立っていきましたから。

もっと寂しくなると思っていました。が、病院にいけば居るような気がして・・・・。
本当に最後の最後までまわりに気を使う人でした。

納骨の日も決まり、これでお骨も無くなってしまったら寂しく感じるのかもしれませんね。
それで、思い出したのですが、今、遺骨で宝石を作る事ができるんだそうですね。以前、それを考えたことがありました。遺骨をいつも身につける事で悲しさと寂しさを埋める事ができるなら・・・・。おばぁちゃんの宝石を作ろうかとも思ったのですが、もし無くしたりして知らない人に粗末に扱われたりしたら…。そう考えると躊躇してしまいました。

姿は見えなくなっちゃったけど、逆に今までよりもっと近くに居てくれるような感じもしています。自分だけの思い込みかもしれませんけどね。でも、それで良いんだと思います。
お骨の宝石を持ち歩かなくたって、遠くのお墓に収めてしまったって。
見えなくたって、触れなくたって、私の心の中にはいつもいるんだもの。私が思い出す限り、いつだってやさしかったおばぁちゃんはここにいるんだもの。

人は、二度死ぬ…って聞いたことありますか。
亡くなった後、遺された者の心の内に生き続け、誰からも忘れ去られた時または思い出してくれる者がいなくなった時、再び、今度は永遠に死ぬのだと・・・。
ぜったい死なせないから。思い出を語り繋いでいくから。ね！

ありがとう。おばぁちゃん！